モイーズ・キスリング(moise-kisling、1891年1月22日 - 1953年4月29日、ポーランド)
どこか虚ろな視線でたたずむ女性。キスリングを代表するモチーフの一つである肖像画で描かれるモデルの目は独特である。
絵具はしっかりと、背景もむしろ重厚に描かれているはずなのに、なぜか現実感が感じられないキスリングの作風と個性は、この視線の表現に集約されよう。
人物画だけではなく、なぜか「花」などの静物画にも生命感を消しており、人も物も「物体」として表現している。
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(After)「チューリップ」



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